2023/3/3
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蚊だけじゃない!気をつけたい刺す虫! |
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虫刺されと聞いて思い浮かぶのは「蚊」という人は多いでしょう。しかし、人を刺す虫は たくさんいるのです。刺されるとかゆくなるなる虫、痛くなる虫様々です。そこで、どんな 虫に注意すべきか、予防法や刺された時の対処法などを紹介します! 吸血する虫 蚊 メスが産卵のための栄養源として人の血を吸うと言われています。かゆいところを強く こすると跡になったり、細菌が感染したりする場合もあるので、かゆみ止めなどを塗って かかないようにしましょう。 ブユ(ブヨ・ブト) ブヨに咬まれて半日後くらいに発疹ができ徐々にかゆみが増し、どんどんかゆみが強く なるのが特徴です。抗生物質やステロイド軟膏、痛み止めなどで治療します。 アブ アブは2~3cmほどの大きさです。咬まれた時に激痛が走り、その後強いかゆみを 感じるのが特徴です。咬まれたらブヨと同じ対処法です。 ノミ 犬や猫に寄生し、庭や公園にも生息します。刺されて1~2日後に強いかゆみがでて、 水泡が現れることもあります。皮膚科を受診し、薬をもらいましょう。 ダニ 人を刺すのは主にイエダニとツメダニで、じゅうたんや布団、ぬいぐるみなどに潜んで います。刺されると赤いブツブツができ、かゆみが数日間続きます。抗ヒスタミン薬や ステロイドなどが配合された薬を塗ります。 シラミ ケジラミやアタマジラミなどがいます。どちらの場合も皮膚科へ行き、医師の診断を 受けましょう。 刺す虫 ハチ ミツバチやスズメバチをはじめ、たくさんの種類が生息しています。ハチに刺されると、 刺された部分が強く痛み、赤く腫れるのが特徴。ハチの毒は水に溶けやすいので、刺されたら まず水でよく洗い流してからステロイド軟膏を塗り、病院で診察してもらいましょう。 ミツバチに刺された場合は針が皮膚に残っていることがあるので、決して指でつまんで 取ろうとせず、ピンセットなどを使って針を取り除きます。 毛虫 春から夏にかけて多くなるのがドクガ、マツカレハ、イラガなどの毛虫。刺されると 強いかゆみや赤いブツブツができ、種類によっては激しい痛みを感じることもあります。 毛虫のかゆみはしつこく長引くもの。症状が強かったり全身に炎症などがあらわれたりする時は 医師に相談しましょう。 噛む虫 クモ 草むらや家に生息し、咬まれると激痛が走り腫れます。ほとんどのクモが毒をもっていますが、 日本では死に至るほどではないものがほとんどです。ただし、中には猛毒をもっているクモも。 すぐに病院の診察を受けることが必要です。
脈が弱くなる。 痛みや腫れがひどくなる。 尿意や便意が頻繁に起こる このような症状がでたら、迷わず病院へ行きましょう。
一匹ずつ退治するのはまず不可能ですので、殺虫成分の煙を部屋に充満させ、 駆除する燻煙タイプの殺虫剤が効果的です。窓などは閉め、気密性を高くして使用しましょう。 また、退治した後は必ず掃除機等で死骸を取り除きましょう。そのままにしておくと死骸に よってアレルギー症状がでることがあります。イエダニはネズミに寄生していますので、 おおもとのネズミを駆除することも必須です。 毛虫 毒をもっている毛虫に触れないことが一番です。公園や街中にある木にもたくさん生息 しているので、春から夏にかけては特に木のすぐ下を歩かないようにしたいもの。 毛虫の針は風によって洗濯物につく場合もあります。毛虫がたくさんいる木の側で 洗濯物を干す時は注意が必要です。 蚊・ブユ・ハチなど 黒っぽい服はハチや蚊を寄せ付けてしまうので、白っぽい服が虫よけには有効です。 汗をかいていると蚊が寄ってくるのでこまめに拭くのもポイント。お酒を飲むと皮膚から 放出される二酸化炭素の量が増え、それにつられて虫が集まりますから注意が必要です。 |
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